- 面接対策って実際何をすればいいの?
- 面接で上手く喋れない
- 何を伝えればいいかわからない
- いつも面接で上手くいかない
- 上手な伝え方って何?
- 面接の上手い下手はどうやって決まるの?
- コミュ障だから面接が上手くいかない
- 面接って上達するの?
など、一つでも当てはまった方必見です!
何をするにも面接という大きな壁に阻まれていませんか。
面接にコミュ力は全く関係ありません。
じつは、面接にもちゃんとした受け方が存在します。
それにも関わらず私たちはある日いきなり、面接を受けることが当たり前です。
正しい面接の受け方を知らずにただ数だけこなしてもなかなか上達しません。
面接を知り、身に付けることで面接の合格率は大きく異なります。
面接の上達法とは
そもそも面接が上手い人とはどのような人のことでしょうか。
- 話している内容が面接官に魅力的に聞こえる
- 自分の伝えたい内容がしっかり面接官に伝わる
- どんな質問に対しても自分をアピールできる
こういうことができると、かなり好印象を与えられますね。
面接が上手いだけで100%採用されるかというと、実はそれだけではないのですが
高確率で選考には残ります。
では、面接を今より上達させるためには何が必要なのでしょうか。
面接を上達させるコツは3つ
- 面接準備に時間をかける
- 面接では“会話”を意識
- 最後の印象が面接の印象
この3つを改善すれば今までの面接とは急激に変わりますよ。
面接が下手な人の特徴とは
こんな経験はありませんか。
- 暗記した内容を一言一句そのまま伝えようとする
- 言葉が詰まったときや間違えたときに何度も言い直す
- 度忘れした時に言葉が出てこない
- 想定外の質問をされたときに頭が真っ白になる
面接初心者の人や、面接が大の苦手という人によくありがちなことですよね。
こういう人たちは、さっきの3つのポイントすべてで大きな間違いを犯しています。
面接準備に時間をかける
準備に時間をかけるなんて当たり前だ!と思いますよね。
実際面接が下手な人たちも面接の質問予想に対する回答を作成したり、喋り方の練習をしたり、かなり時間をかけて準備している人もいるでしょう。
しかし、ただ時間をかけてやみくもに練習すればいいということではなく
重要なところにしっかり時間をかけるということです。
面接準備の重要なところ
面接対策で一番時間をかけるべきところとは、自分の経験の棚卸です。
結局自己分析かよ!と思ったそこのあなた。
自己分析とは少しニュアンスが違います。
わかりづらいので実際の流れで説明します。
- 面接で聞かれるオーソドックスな質問で、伝えたい内容や出来事を書き出します。
例:長所→真面目→成績1位を維持
短所→心配性→確認を何度も行う
力を入れたこと→部活→大会優勝
簡単にそれぞれの質問に対しての回答とそれに対する具体例や対策法などを書き出しましょう。
- 書き出した経験に付随するエピソードをいくつか書き出しましょう
例:成績1位を維持:予習復習に力を入れた、資格を3つ取得、部活との両立のためにタイムスケジュールを管理
確認を何度も行う:大きなミスを発見できた、丁寧な仕事ができる
大会優勝:チーム内面談を行った、自分の分析を行った
どういう風にその経験につながったか、その経験が何につながったのかなど関連のある出来事をどんどん書き出しましょう。
思いつく限り書き出した経験はアピールポイントになります。
- 面接で一番アピールしたい自分像を決めましょう
例:チャレンジ精神があることを伝えたい
自己プロデュース力のあることを伝えたい
自分と大きく離れていなければ理想でいいです。
相手にどんな人と思われたいか決めましょう。
この時に決めるのは1つの能力だけにしましょう。
- 先ほど決めたアピールしたい自分を裏付ける経験や自分の考えをまとめましょう。
アピールしたい能力と書き出した経験が関連するように言い方や見方を変えてみましょう。
ここまでが私の伝えたい経験の棚卸です。
これを行うことで
- 面接で話すネタの引き出しを作る
- 面接のアピールの軸が決まるので伝わりやすい
というメリットがあります。
話すネタの引き出しを作る
面接な下手な人は、イレギュラーな質問を苦手としています。
想定していなかった質問、急な深堀など
予定外の質問にはカンペがないからというのもありますが、何を話していいかわからなくなる。というのが問題ではないですか?
この対策として関連するエピソードや自分の考えをまとめました。
自分の経験を自分で整理しておくことで、想定外の質問をされたときに話すエピソードを取り出しやすくしています。
面接アピールの軸
面接時の話す内容を考えるとき、伝えたいエピソードから考えていませんか。
そうするとエピソードにばかり注目してしまって、何を伝えたいのかわからない、といったことが起こります。
面接とはどんな人間かを伝えるための場でエピソードはあくまで、こんな人間であると裏付けるためのものです。
ここの認識がずれてしまうとどんなにエピソードが素晴らしくてもアピール性に欠けてしまい、面接官の記憶に残りません
ということで面接では、自分はどんな人間かを設定することから始めましょう。
そして、面接中に答える内容はその設定を裏付けるエピソードを伝えることが理想的です。
その際、自分で設定した人間性は1回しか出さないようにしましょう。
例えば、設定を行動力のある人間と決めると長所を行動力にします。
それ以外の質問では行動力という言葉は使わず積極性や好奇心など、行動力を連想するような単語を使いましょう。
具体例では行動力があるように思えるエピソードを話しましょう。
あくまでも理想なので、すべてのエピソードがその裏付けになるかというとなかなか難しいでしょう。
しかし、あなたの回答を聞いて面接官があなたの設定した人物像を思い浮かべればいいのです。
その為に経験を棚卸して面接の軸を決め、関連エピソードをまとめました。
設定した人間性を繰り返さない理由
そもそも面接という短い時間であなた自身の魅力をすべてわかってもらうのは不可能です。
すべて作り話で対応してもそれが嘘かどうかを判断することは面接官にはできません。
だからこそ面接官はいろんな質問をして深堀をし、あなたの話の内容が本当かどうか確かめようとしているのです。
そんな面接官を納得させるために、軸を決めアピールしたい設定を決めました。
ではなぜ、一番アピールしたい人間性を繰り返さないのかですが。
想像してみてください。
あなたの友達が大好きな果物があります。
あなたは今まで見たことも食べたこともないので、想像もできません。
友達が果物について説明してくれます。
A「これすっごくおいしいよ。海外の果物だけどめちゃくちゃおいしい。
皮ごと食べられるし、果汁もおいしい」
B「海外の果物で果汁が瑞々しいよ。皮が薄いから剥かずに食べられるし、
イチゴくらいの大きさだから食べやすい。味はオレンジに近くて甘いけどさっぱりしてる。とってもおいしい」
どちらの説明のほうがイメージしやすいですか。
Bのほうが食べてみたいと感じますよね。
Aはおいしいというアピールポイントを繰り返して少しの情報しか伝わりません。
これだともっとほかの情報は?となりますよね。
逆にBは、おいしいというアピールポイントは1回しか言っていないにも関わらず具体的に味が想像できておいしそうですよね。
面接も同じです。
アピールポイントを繰り返すより新しい情報を与えてアピールポイントを想像させるほうがより具体的です。
面接では“会話”を意識
このポイントが何よりも大切です。
面接は人と人が顔を合わせる場なので何よりもその場の雰囲気が優先されます。
なので、
覚えてきた内容を一言一句間違えないように言う
正しい敬語が使えなかったので言い直す。
こんなことをして正しく伝えるより、多少間違えても自分の言葉で一生懸命伝えるほうがよほど伝わりますし、好印象です。
緊張して言い間違えることがあることも面接官はちゃんとわかっています。
目の前に伝える相手がいることを忘れないでください。
もちろん、内容を覚えていくことを否定しているわけではありません。
覚えてきた内容にこだわらなくていいということです。
あなたが作ってきた回答に何が書いてあったかは誰もわかりません。
度忘れして何も言えなくなるくらいなら、その場で内容を考えて伝えましょう。
その為にも準備の段階で、あなたの経験の棚卸に時間をかけたのです。
落ち着いて、まとめた内容を思い出しましょう。
これは余談ですが、面接のときほど“会話すること”を意識します。
面接と気負いすぎると余計緊張してしまいます。
面接官が何人いても質問をしてくれた人と会話することを意識してみてください。
最後の印象が面接の印象
終わり良ければ総て良し、ということわざがあるように、面接の印象を決定づけるのは最後です。
途中でどれだけ失敗しても最後にいい印象を与えることができればその面接は合格の可能性が高まります。
逆に途中が完璧でも最後に悪い印象を持たれるとその面接の合格は厳しいでしょう。
なので、面接の最後で一発逆転は大いにあり得ます。
最後まで気を抜かないようにしましょう。
具体的に最後のどこかというと、
- 逆質問/最後に一言
- 退出時
この2点です。
逆質問や最後に一言では、自分の意欲を表しているといっても過言ではありません。
ここで、特にありませんと答えるのは絶対に禁句です。
ポイントとしては、表面的な質問でなく具体的に働くイメージができる質問がいいです。
例えば、自分はこういう風に考えていますが、実際はどうですか。
入社してから必要になるスキルは?
など、具体的に考えていることが伝わるような質問がいいでしょう。
次に退出時
ここでは、最後の挨拶です。
面接というのはとてつもなく大変です。
ただの追加業務なので、面接にかかった時間分通常業務がおろそかになってしまいます。
お辞儀の際はしっかり頭を下げる、身体の動きを止めるなど当たり前のことですが、緊張でそこまで気が回っていないこともよくあります。
せっかくするなら、気を抜かず美しく魅せましょう。
退出時に一言「お時間いただきありがとうございました。」と伝えるだけでも印象が変わりますよ。
日本人は礼儀作法を重んじているのでやりすぎてマイナスになることはありません。
逆に丁寧な子だなと印象付けられるかもしれません。
まとめ
このポイントをしっかり意識して面接に臨めば今までとは劇的に面接官の反応が変わります。
そして、このやり方で面接を受ければ受けるほど面接は確実に上達していきます。
面接練でもポイントを意識しながら本番に向けてどんどん練習しましょう。
面接の回答は周りの人にどういう印象を受けるかを聞いてみるのもいいです。
少しの伝え方や言い方の変化で相手に与える印象は全く異なります。
何度も作り変えることで、伝えたい事がはっきりしてくるはずです。
いろいろ作り変えて最適解を見つけ出してくださいね。
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