就職活動、転職活動で大事だといわれる企業分析。
・何を調べていいかわからない
・なんとなくHPを見てみる
・そもそも企業分析は本当に必要なの
こんなことを思ったことはありませんか。
やみくもに調べるだけでは、正しい企業分析とは言えません。
企業分析の目的とは企業への正しい理解と情報を得ること。
企業の情報をしっかりインプットして正しく採用試験に臨みましょう。
企業分析は本当に必要?
戦うにはまず敵を知ること。とも言います。
いざ入社して思っていた内容と違う、希望した働き方ができない、ブラック企業だったとなるとかなりつらいですよね。
キャリアアップのために、転職しても理想のキャリアを歩めなければ転職した意味がありません。
転職をするにもそれなりの時間と労力がかかりますので、そういったミスマッチを少しでも減らすために企業分析は必要です。
さらに、企業への理解度をアピールすることができるため採用の確率が高まります。
全く企業分析をせずに採用され入社している強者も中にはいますが、大手志望の方は必須です。
もちろん企業分析を完璧にしたからといって必ず採用されるわけではありませんが、行うに越したことはありません。
どんな人に必要?
- 大手志望の方
- ブラック企業を避けたい方
- 志望度が高い企業を受ける方
- 自分に合った会社を見つけたい方
- ミスマッチをしたくない方
上記に当てはまる方は必ず企業分析をするべきです。
- 大手志望の方
大手企業は何もしなくても優秀な人が集まります。
少しでも差をつけるためには、適切なアピールが必要です。
そのためには、企業分析をして自分と企業のマッチポイントをアピールすることが必要です。
- 志望度が高い企業を受ける方
大手志望の方と同じ理由ですが、どれだけ企業へ貢献できるかをアピールすることで採用度はぐっと高まります。
- ブラック企業を避けたい方
ブラック企業にも見分けるポイントがあります。
企業分析をすることで、ブラック企業をある程度避けることができます。
- 自分に合った会社を見つけたい方
企業分析をする過程で、企業で働く姿をイメージします。
希望する働き方とマッチしているか判断できます。
- ミスマッチをしたくない方
企業分析をしていくことである程度企業の働き方を理解できます。
自分に合っているかどうかをしっかり判断しましょう。
企業分析を行う準備
- 企業のピックアップ
興味のある業界や、企業を選びます。
何も思いつかなければ、名前の知っている企業を選びましょう。
最低でも5~10くらいの企業をピックアップしましょう。
- PC、スマホの準備
しっかり充電しておきましょう。
- あらゆるサイトを調べまくる
ピックアップした企業を一つ一つ調べていきます。
調べるのは、HP、四季報、有価証券報告書、転職サイト、口コミサイトなどを主に見ていきましょう。
- 調べた情報のまとめ、精査
調べる主な情報としては
- 業務内容
- 企業理念
- 社長・社員コメント
- 今後の展望
- 社員数
- 福利厚生
- 給与
- 口コミ
調べた情報を基にどういう社風で、どういった人材を求めているかなどその企業についてどんどん深堀していきましょう。
調べた情報が正しいかどうかも大切です。
情報をそのまま信じるのではなく、どの情報が信じられるのかしっかり自分で判断しましょう。
調べた情報で知ること
企業について
展開している商品や商品の取引先、どんな思い、歴史があるのかなどその企業について詳しく説明できるくらいまで調べましょう。
企業理念、社長・社員コメント
どういう社風なのか、どういった人材を求めているのかを知ることができます。
今後の展開
今後の企業としての進み方の目安です。
今後どんな事業を発展させていくのか、どんな業務に力を入れていくのかを調べましょう。
業務内容
どんな職種があり、どんな業務があるのかを把握しましょう。
HPだけではわかりにくいので、転職サイトや口コミサイトを使いそれぞれの業務内容を想像しましょう。
給与
基本事項は募集要項に記載されていますが、有価証券報告書などを用いて平均年収や社員数、社員の平均年齢などを確認しておきましょう。
企業分析の活かし方
ここまででどんな商品があり、どんな業務があるのかをある程度理解したと思います。
では、実際に企業分析の結果はどう活かすのか。
企業で働く自分を具体的に想像できるか
その企業を調べたうえでの働きたいという意思。
入社後こんな業務に携わりたいなど、その企業の一員として働いている自分の姿が具体的に想像しましょう。
上手く想像できない場合は、あなたのその企業への志望度はそんなに高くないかその企業があなたに合っていないということです。
基本事項の確認
勤務地や転職の有無、福利厚生や年収、ボーナスの有無などを確認しておきます。
働く基盤として基本事項が満たされていなければ生活できません。
今後の転職にもつながってしまいますので、しっかり生活できるかつ満足できる最低ラインを超えているかどうかは判断しておきましょう。
採用試験でのアピール
社風、企業が求めている人材や今後の展望などを把握した後は、採用試験でアピールしましょう。
書類や面接で自分がどれだけ企業とマッチしているか、どんな利益が与えられるかをアピールします。
例えば、掃除機が欲しい人に対して洗濯機をおすすめしたりはしないですよね。
どれだけ高性能で便利でお手頃な値段だったとしても、掃除機が欲しい人はその洗濯機をいい商品だと感じても購入にはならないと思います。
採用試験でも同じです。
どれだけ優秀な人がいても、自分の会社に合わないなと思えば採用しません。
ですので、企業がどんな人材を求めているかは必ず把握し、利用するのが鉄則です。
企業が行動力のある人を求めているなら、行動力があると思うエピソードを。
顧客ファーストなら、相手のために考えられるエピソードを。
ブラック企業の共通項
- 会社情報が抽象的
- 精神論が多い
- 面接回数が1回
- みなし残業時間が多い
- 常に求人情報が出ている
- 社員の平均年齢が若い
- 休日が少ない
- 基本給が安い
この共通項に当てはまっているから必ずブラック企業ということはありませんが、当てはまる数が多ければ多いほどブラック企業の可能性は高いです。
最近のブラック企業では、自社がブラック企業だとわからないように巧妙にHPや求人票を作成しています。
少しでも気になるところがあれば面接のときに質問したり、口コミサイトや転職エージェントに聞いたりして情報を集めましょう。
では、それぞれ詳しく解説していきますね。
会社情報が抽象的
アットホームな雰囲気、風通しがいいなど一見いい会社に聞こえる謳い文句ですが、ブラック企業ではよく使われます。
長時間労働を強いている会社は居心地がいいから社員が帰らないみたいな理論で、アットホームという言葉を使ったりします。
そのほかにも、社員交流イベントが多いとアピールしていても内情は強制参加の飲み会やイベントで休日を使われるといったこともあります。
精神論が多い
やる気、やりがい、頑張り、努力などを多用していませんか。
精神論言葉が繰り返し出てくる会社は要注意です。
頑張りを評価と書いていても実際は全然評価されない、無茶な業務、長時間労働などがよくあります。
面接回数が1回
ブラック企業では人の出入りが激しく、定着率も悪いです。
企業側からすれば、常に人手不足なので入社してくれれば誰でもいいと思っています。
なので、採用にあまり時間をかけません。
みなし残業が多い
みなし残業時間が何時間の設定なのかはしっかり確認しましょう。
毎月、設定されているみなし残業時間以上の残業が発生します。
設定時間が多い場合はブラック企業の可能性が高いです。
平均残業時間が少なくても残業代が発生していなかったり、サービス残業の可能性もあります。
求人情報にはしっかり目を通し、口コミサイトなども確認しておきましょう。
常に求人が出ている
ブラック企業は常に人手不足なので複数の転職サイトで常に求人が掲載されています。
しかし、常に求人が掲載されている会社の中にはいい人材を引き入れたいという思いから常に掲載している可能性も否定できません。
社員の平均年齢が若い
ブラック企業では優秀な人材はすぐに辞めてしまうため、30代40代の中間層がかなり少ないです。
なので、平均年齢が若いことが多いです。
募集要項で若手活躍中と強調している会社は注意しましょう。
休日が少ない
年間休日が極端に少ない場合はブラック企業の可能性が高いでしょう。
週休二日制と完全週休二日制では休日数がかなり変わってきます。
日数だけに気を取られず、細かな書き方にも注意して判断しましょう。
基本給が安い
これはほぼ確実なブラック企業の特徴です。
ただ、求人票を見ただけでもすぐにはわからないように上手い書き方をしていることがほとんどなので注意しましょう。
たいていは基本給と書かずに、月給や給与と書いています。
一見通常通りに思えますが、通勤手当や残業代込みの金額を記載して高く見えるように設定しています。
一度自分で基本給を計算してみてください。
中には最低給与より低い場合もあるので注意です。
ここまで特徴を述べましたが、ホワイトな会社の求人でも作成した人のセンスによってはブラック企業の特徴に当てはまる書き方をしている求人票もあります。
そのほかの情報も含めてしっかり自分で判断し、判断しきれないことは実際に質問してみましょう。
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